合宿免許は、短い期間で教習所を卒業できることが魅力の一つです。マニュアルの合宿免許だと最短16日と言われています。しかし、これは延長しなかった場合のもの…。
ギリギリに予定を詰めていたり、お金がカツカツで延長にかかる料金が心配な場合、延長になる割合が気になってきますよね。
今回は、マニュアル(MT)の合宿免許で延長になる割合についてお伝えします。
目次
マニュアル(MT)の合宿免許で延長になる割合は?
マニュアルの合宿免許で延長になる割合は10%~20%と言われています。オートマ(AT)の合宿免許で延長になる割合は10%ほどなので、マニュアルの方が延長になりやすいと言えますね。
マニュアルだと覚えなければならない操作が多いので、技能研修で延長になる可能性も上がるのだと思います。
延長になってしまうポイント
延長になるのは、
- 教習中の技能教習で習得が不十分とされた場合
- 修了検定、卒業検定に不合格だった場合
が考えられます。
他にも病気や寝坊で教習を受けれなかった場合も技能教習のスケジュールが組み直しになります。
※ただし少しの遅れの場合、教習所によっては延長しないように調整してくれるところもあります。
マニュアルの技能教習がやり直しになる場合
オートマの場合は縦列駐車は駐車の技能教習でやり直しになる場合が多いですが、マニュアルの場合はギアチェンジが苦手な人もおり、初回の技能教習からやり直しになる方もいます。坂道発進が苦手な方もいますね。
空き時間で操作の復習をすると、技能教習の時間も落ち着いて運転できますよ。頭の中で次はこうで、こうなったらこうでとシミュレーションすることをおすすめします。
マニュアルの修了検定、卒業検定に不合格だった場合
自動車免許の教習は、第一段階(教習所内での教習)と第二段階(一般道路での教習)に分かれています。第一段階を終了できるかどうかのテストが修了検定(技能試験)と仮免許学科試験で、第二段階を終了できるかのテストが卒業検定(技能試験)です。これらのテストは1日に1回しか受けれないため、落ちると最短で卒業できない可能性が高いです。というのは、修了検定に失敗した場合は第二段階で調整してくれる教習所もありますが、卒業検定の場合調整しようにも調整する日がないからです。また検定日が決まっている教習所もあるのでその場合2、3日卒業が遅れる可能性も出てきます。
さらに、検定を再度受ける場合、追加で検定料がかかるのが一般的です。
合宿免許が延期になった場合の追加料金
追加料金は、申し込んだプランによって変わってきますが、追加分の技能研修の料金、検定料、宿泊費、食費などがかかる場合が多いです。
延長保証がついているプランもありますが、格安の場合延長料金がかかる場合も多いです。
延長料金の相場としては、
- 技能教習:5,000円/時限ほど
- 修了検定:5,000円/回ほど
- 卒業検定:5,000円/回ほど
- 仮免学科:1,700円/回ほど
- 宿泊食事:4,000円/泊~8,000円/泊ほど
ですね。
検定の料金もそうですが、宿泊の料金が高い場合、何日も延長するとそれだけでかなりのお金がかかってきます。検定に失敗すると2日~3日ほど遅れるところもあるとお伝えしましたが、7,000円のところに宿泊しており、3日遅れると、宿泊食事の料金だけで21,000円追加でかかってきます。
どうしても不安な場合は、安心パックのような延長保証があるプランを選んだ方が安心できると思いますよ。
合宿免許のサイトによって扱っている教習所が異なるので、複数のサイトで検索してみることをおすすめしますよ。
<おすすめの合宿免許サイト>
- 免許合宿ライブ:登録されている教習所も多く、検索が抜群にしやすい。当サイト一番人気!
- 合宿免許受付センター:Tポイントが貯まる合宿免許も検索できる。他のサイトではTポイントが付かないけど、ココならつくかも!2000円〜3000円ほど変わってくる可能性あり。
- 免許合宿のユーアイ:扱っている教習所は少ないが、ネット予約で5000円割引になる&Tポイントが貯まる教習所もあるので、行きたい教習所が割引対象であればユーアイがお得!
※料金については色々なサイトを比較してみたのですが、当サイトで調べたところだと教習所が同じならどこも同じでした。詳しくは下の記事をご参照ください。
延長できない場合
最短で卒業できる前提で、予定を組んでしまうと「延長できない!」ということになりかねません。どうしても延長できない場合は、在校している教習所に後日戻って卒業する、転校する、退校するが選択肢になります。
とれる選択肢は合宿免許の教習所に異なりますので、教習所に相談してみてください。